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【お薬ノート】足がつるのは病気?こむらがえりの原因や治し方|隈病院 薬剤師が解説

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こむらがえりとは?

ふくらはぎや足の裏、ふとももの筋肉などが突然強くけいれんして、痛みが出ることを「こむらがえり」と言います。ふくらはぎ(腓)に多いことから、こむらがえりという名前が付いたようです。「足がつる」という言い方もします

なぜ起こるの?

どうして足がつるのか、その原因は体内の電解質異常(低マグネシウム、低カリウム、低カルシウムなど)、運動中や就寝中の発汗による脱水、冷えなどの血行不良、さまざまな病気(例:甲状腺疾患、糖尿病)、妊娠などと関係が深いと考えられています。

どうやって治すの?

こむらがえりの多くは健康な人にも起こる一過性のものなので心配ありませんが、予防および発作時の治療として内服薬、症状発現後に筋肉痛がある場合には外用消炎鎮痛薬(液、ゲル、パップなど)を使うこともあります。

漢方薬の芍薬甘草湯には筋肉の緊張をゆるめて、けいれんそのものやけいれんで起こる痛みを抑える作用があることがわかっていて、こむらがえりの治療によく使われています。

しかしこの漢方薬には「甘草」という生薬が多く含まれており、脱力感やむくみ、血圧の上昇などの副作用が起こるおそれがあるので、医師から指示された用法・用量をきちんと守って服用するようにしましょう。

(薬剤科 須貝 智子)

本記事は、隈病院の薬剤師が監修しています。

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